個人的に、すっかり新しいステージに入ってしまいました。前途不安ありですが、頑張ります。

ピアノリサイタルに行ってきました。

2023年10月12日コンサートクラシック,コンサート,ピアノ

日曜日の午後、福岡市は天神のFFGホールで菅谷怜子さんのピアノ・ソロリサイタルに行ってきました。
演目は三曲、休憩アンコール込みで1時間40分ほどのリサイタル。
楽しい時間を過ごしましたよ。

プログラム

前半は
ベートーヴェンの「ピアノソナタ第1番ヘ短調作品2-1」
ショパンの「バラード第4番へ短調作品52」の演奏でした。

それほどピアノ曲を聴く方ではないのでどちらも初めて聴きましたが
ベートーヴェンの方はよかったな。
即座に個人的お気に入りリストに登録です。

ショパンの方は「らしい」といった印象でした。

パンフレットに「コラール的」という言葉が出てきて、コラールって何だろうと思ったら
もともとはルター派の賛美歌のことだそうです。

「現代では、これらの賛美歌の典型的な形式や、類似した性格をもつ作品をも含めて呼ぶことが多い。
(ウィキペディアより)とのこと。

リスト「ピアノソナタロ短調」

後半はリストの「ピアノソナタロ短調」
このリサイタルの目玉かな、と思わせる選曲です。

リストと言えば「超絶技巧」「ラ・カンパネルラ」くらいしか予備知識はありませんでした。
以前芝居にリストの「雪あらし」を使ったことがあったなあ(好きな曲です♪)。

この「ピアノソナタロ短調」はやや型破りな曲だそうで、
ソナタと言えば普通は三楽章または四楽章あるところが、この曲は単一楽章(第一楽章のみ)。
そのたったひとつの楽章を30分弾きっぱなしにするのだそうです。うわ大変そう。

楽曲の冒頭もやや変則、全体的にとりとめがないと言えば言えるかも。
予習とばかりに事前にYou Tubeで聴いてみた時には寝落ちしそうな不思議さでした(失礼!)

でもステージ上で弾かれるのを間近にすると、そして生で聴くと、
ぐいと引き込まれて楽しく聴き通せました。
30分聴き通しというのもやや不安でしたが、全く問題なし。

演奏は時にパワフルで、ピアノが壊れるかと思うほどの迫力。
もちろん繊細な部分もありました。
三曲とも余裕の暗譜。
プロでは当然なんでしょうか。すごい。

聴きながら、リストという人のこともよく知らないのですが、
この人にとって、ピアノというものはとても近しいものなんだろうなあ、と思いました。
表現方法としてもっとも身近なもの。
わたしたちが思ったことを書き留めるようにもっと言えばメモするように、
想念を留めるために(文字のように)当たり前のように使うもの。
あるいは話すように・・・。
そうじゃないのかなあと感じたのです。

わたしからしたら、その近さ、すごい関係だなあ。

ニューヨークスタインウェイ・ヴィンテージピアノ

当日使われたピアノは、このリサイタルのためにわざわざ福岡に運び込まれた、
「ニューヨークスタインウェイCD368」だそうです。

小規模サロンのための楽器として使われていたピアノはそれほど大きい音量でもなかったそうです。
それが大きなホールでも鳴り響く楽器になったのが20世紀になってからだということ。

その頃名ピアニストも次々活躍し、ピアノが黄金時代を迎えた時代に属する1912年に
このピアノも製造されたのだとか。

自分もピアノを弾くわりにはピアノの音の良し悪しが分かるわけではないのですが、
あんなに楽しめたのにはやはり、楽器の力も大きかったのかな。

楽器も含めて、奏者も含めて、いろんな演奏を聴いて、
聞き分けられるようになったらもっとクラシックが楽しいだろうなあ。

大きなスピーカーを置いて、一日の終わりに、クラシックを聴いてリラックスする。
なんてドラマみたいなことも、いいかも、などと思ってみた午後でした。

おまけ。
リサイタルあとに食べたパフェ。
モンブランパフェで、おいものアイスが絶品でした。
これはピエトロ本店にて。



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