個人的に、すっかり新しいステージに入ってしまいました。前途不安ありですが、頑張ります。

Discover Japan_TRAVEL「山口」を読んだ

2021年5月7日偏愛・山口県,山口,,

「Discover Japan」という雑誌があります。いつもとっても気にしながら、実は購入したことはまだない雑誌でした。サイトによれば「Discover Japanは日本を元気にする、日本の入門書です。」とのこと。ちょっと豪華な、高級雑誌という感があります。

ちなみにそのサイトもかなりすてき。意識高めな気もしますが。

Discover Japan

その素敵な雑誌から、多分別巻扱いになるのでしょう、Discover Japan_TRAVEL「山口 旅と暮らしの間へ」という本が出ました。

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Discover Japanサイトの、当本の紹介記事はこちら

これは買って読まずばなりますまい。

というわけで早速書店に行って、出たばかりのこの本を、大事に抱えて帰ってきました。

長門推し

みすゞ潮彩号。今は代わりに「○○のはなし」が走っています。

読みながら、そして読み終えた時の第一の感想は、「大変長門推しの一冊だ」というものでした。

これは星野リゾートパワーなのか?長門プロジェクトを(もしくは“の”)後押しなのか?「大人の事情」をつい推し量りそうになりましたが、そのへんは華麗にスルーすることにします。

なぜそう思ったかを簡単に書きますと、長門湯本温泉は“衰退”からの再生をかけて、2015年から「長門湯本みらいプロジェクト」を進行中で、その一環として星野リゾートの誘致を決め、その結果「星野リゾート 界 長門」が2020年3月に開業していたから。この本はその展開を受けての内容なのかな・・・と感じたのです。

余談ですが「長門湯本温泉」は長く管理人の憧れの地で、一度行きたいときかねがね思っていた場所でした。
“衰退”してたなんてちっとも知らなかったな。

それが、たまたま昨年(2020年)の年末にバスツアーで訪れ宿泊する機会に恵まれまして、ですので、この本で紹介されている景色を、目の当たりにしたばかりだったのです。
真新しい星野リゾートのホテルを見て、あ、出来たんだ・・・と思ったり、ホテルでもらったパンフレットを手に川沿いを歩きながら、何やら新しく盛り上げようとしてるんだな、と漠然と感じたりしていました。

パンフに載っていたすてきなお店は何故かその時どれも閉まっていて(笑)入れなかったのですが(時間外だったんだっけ)、この地は再訪する気だったので、次に期待♪しています。

一夜開けての帰り道、バスから、前日に散歩したのと逆の方向に目を向けてみてびっくり。
そこには驚くほど美しい山と木々と川の風景が!
反対側にも歩いてみるべきだったかと思わせられました。
あれぞ湯本。だったのかも。あの景色のためにも再訪すべし。

とはいえ車が使えない我が身、次に個人旅行で行くとすると美祢線だな。駅までは送迎してくれるということだし・・・。
美祢線は一度乗ったきりで、その時にはあんまりよくわからなかったけど、実はけっこう面白そうなんだよな・・・。

読んでる間は旅気分

山陰線の車窓から見る景色は圧巻。

さてこの雑誌ですが、とっても上質なものです。
もちろんフルカラー、大きくてきれいな写真多用。ページもゆったりと取ってある。
余裕のあるオトナの旅のための本、でした。
掲載されている内容もオトナ向けです。

先程も書きましたが、長門地方の情報が多い。
ここまでなのも珍しい印象です。
管理人が通い詰める山口市はもとより、山口への旅といえば、の萩市周辺情報もやや少なめ。
徹底していると言えばそうなのか。
そのへんの情報は、この雑誌の読者層にとっては「今更」なのか。

(それが不満ということは特にありませんでしたが。
個人的には新鮮だったといったところでしょうか。)

紹介されているお宿もランク高めの憧れお宿。
「小屋場 只々」さん、行ってみたいなあ・・・。

ページを開いている間はすっかり旅気分。
はっと我に返って現実に戻る、なんて瞬間も度々ありました。楽しかった。

「ガイドブック」というのではないな。
山口県を“ある切り口”ですてきに紹介してあるビジュアル本、というところでしょうか。

山口ファンとしては、一寸珍しいタイプの美しい本を、一冊手に入れた、という気持ちです。

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偏愛・山口県,山口,,

Posted by Mel